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大正4年に神戸の貿易商・呉錦堂が建てた別荘。異種異様なデザインの八角形・楼閣がシンボル。外観が六画に錯覚して見えることから「六角堂」とも呼ばれて親しまれている。昭和59年に「孫中山記念館」として一般公開。かつて訪れた「孫文」の関連資料を展示。平成5年「県指定重要有形文化財」、平成13年「国指定重要有形文化財」となる。
舞子公園の一画に
孫文記念館はある。
舞子駅から歩いても5分ほどで、
ドーンと構える姿は、
公園のシンボリックな存在と言える。
外から眺めて
日本にはない造形建物の異様な雰囲気が伝わってくるが、
中に入っても、内装の造りまでもが異種感が絶えない。
その意味、おもしろい。
八角形の六角堂を中から
天井を見上げてみるのも、ひとつの余興である。
並んで建つ付属棟は、
コロニアル風で、太陽の光が差し込み、あたたかく、
中からは海峡大橋が、窓枠から絵画風に一望できる。
大橋を背景に
北側から撮影するカメラアングルは、
公式ホームページに掲載されており、
世界的な景観のひとつといえるだろう。
お薦めコメント
舞子公園にある孫文記念館・武藤邸・木下住宅、プロムナードなど一連は徒歩で十分な範囲内。脚力に余力があればついでに、街角のちょっとした小ネタ、延命地蔵や砲台跡もみられてはいかがでしょう。
お薦め度指数
文化財、歴史好きの人なら 75点
特に建物や孫文に興味の深い人なら 80点
遠くからの一般的な観光・旅行なら 70点
交通アクセス・入場料・定休日など
アクセスマップ(マップ右上をクリックでフルスクリーン)