兵庫七福神めぐり|神戸観光|散策|さんぽ
兵庫七福神めぐり

市営地下鉄「和田岬」・JR「和田岬」からJR「兵庫」に向かって「兵庫七福神めぐり」のコースが設定されています。2kmほどの行程で、ゆっくり見て歩いても半日もかからないと思います。体力と時間に余裕のある方は、「清盛七辨天めぐり」と合わせて行ってもいいかも知れません。こちらは、離れた場所が2か所ありますので、歩くとキツイかも知れませんが。

和田神社  弁財天

 蛭子大神が淡路を出で最初に上陸した地。
 「蛭子の森」と呼ばれる。
 和田神社には福神が五柱まつられているが、蛭子社はない。

 ●弁財天は
 「市杵嶋姫命」と同じとされることが多い。
  清盛が港の整備に際して宮島から勧請した。

薬仙寺  寿老人

 行基開山。
 後醍醐天皇が隠岐島から帰還の際、
 霊泉で薬を飲み、病気がたちまち治ったと伝わる。

 ●寿老人は
 不死の薬や不老長寿の桃を持つとされる。

真光寺  福禄寿

 一遍上人が念仏勧進の際に訪れ、入寂。
 御廟所や遊行縁起絵など県史跡や国重文などある。

 ●福禄寿は
 「実子の恵」「財産」「長寿健康」の神。
  福・禄・寿の三体が合わさったとされる。
  寿老人と同体とされる場合もある。

能福寺  毘沙門天

 最澄が築いた日本で最初の密教道場。清盛とも縁が深い。
 明治につくられた大仏は日本三大大仏の1つとされていた。

 ●毘沙門天は
 多聞天とも呼ばれる。
 四天王の一尊にも挙げられる。
 知恵と勇気の神。

柳原天神社  布袋

 奈良時代創建。
 菅原道真がこの付近に上陸し、歌を詠んだ。
 とても小社だが、由緒は深い。

 ●布袋は
 大きな度量、円満な人格、繁栄の神。
 担ぐ袋は堪忍袋と言われている。

柳原蛭子神社  蛭子

 元禄時代以前に祀られているが創建は不明。
 現在も「十日えびす」大祭が盛大。

 ●蛭子は
 伊弉諾命と伊弉冉命り子。「ひるこ」
 商売繁盛の神とされる。もともと海の「守り神」

福海寺  大黒天

 足利尊氏創建。
 「柳原大黒天」とも呼ばれる。

 ●大黒天は
 密教とともに日本に伝わった。
 最澄が延暦寺の台所の守護神として祀ったという。
 「五穀豊穣」農業の神から商売繁盛の神に。

※下記マップの赤色で示した行程が「兵庫七福神めぐり」
 青色は「清盛七辨天めぐり」

アクセスマップ(マップ右上をクリックでフルスクリーン)

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