旧武藤山治邸|神戸観光|散策|さんぽ

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旧武藤山治邸(旧鐘紡舞子倶楽部)

鐘紡の要人・衆議院議員の武藤山治氏が、明治40年に舞子海岸に建てた邸宅。木造二階建てコロニアル様式の洋館。のちに鐘淵紡績(現カネボウ)「鐘紡舞子倶楽部」として厚生施設に利用。二度の移築で現地に。構造材・外装材の多くは新材で、建具や内装仕上げ材は建築当初のもの。

明治期コロニアル式の西洋館　(過去散策)

舞子公園の中、
孫文記念館にもほど近く、
旧武藤邸宅がある。

公園は広く、歩いていると
自然と歩調がゆっくりとなり、
日頃の喧騒からしばし抜け出すことができる。

駅から海沿いにまわり、
ひとしきり景色を楽しんだあと、武藤邸。

横板張りのコロニアル形式の邸宅は、
海に向けてせり出した円形のベランダが大きな特徴。

移築されてさほど時が過ぎていないので、
創建時の浜近くに戻ってきたとはいえ、
しっくりと景観になじみきってはいないが、
優美に構える姿が、
人々の目を惹く。

邸内に入れば、
ステンドグラスや暖炉、家具調度品が当時のまま。
明治期の実業家の生活様式が偲ばれる。

スレート屋根や漆喰なども愛でたい。

お薦めコメント

初めての神戸という人や、ガッツリと旅行という場合は、中央区近辺の観光地がいいかも知れません。舞子ビラや舞子ホテルなどに宿泊という場合にはぜひこのあたりも散策しておいてほしいところです。郊外や自然をという方にはおすすめです。

お薦め度指数

近代建築好きの人なら　75点
舞子公園の施設をいろいろ巡るなら　80点
遠くからの一般的な観光なら 70点

交通アクセス・入場料・定休日など

アクセスマップ(マップ右上をクリックでフルスクリーン)