倚松庵|神戸観光|散策|さんぽ
倚松庵(旧谷崎潤一郎邸)
舞子プロム1

文豪・谷崎潤一郎が昭和11年から18年まで住んだ家。小説『細雪』の舞台になった。「倚松庵」は谷崎が用いた雅号。庵内には「谷崎文庫」が併設。直筆の作品などを展示・閲覧。

谷崎潤一郎『細雪』の舞台 (過去散策)

魚崎に文豪・谷崎潤一郎の住んだ庵が残っている。
それが倚松庵。
「いしょうあん」と読む。

倚松庵は谷崎が用いた雅号。
「倚」という文字は「かたわら」や「よりかかる」「頼る」という意を持つ。

松の傍らの住まいという意味とともに、
夫人・松子に頼るという意味合いもあったのかもしれない。

昭和初期のこのあたり特有の造りをもつ、
和風住宅。

名著『細雪』の舞台にもなった住まいは、
玄関から小部屋、
食卓、応接間、
幸子夫婦や妙子、雪子、悦子の和間、
すべてに当時の実際の生活ぶりがうかがえる。

『細雪』を読んでから訪れると、
より、興味深い散策が楽しめる。

お薦めコメント

昭和初期の生活感が漂う和風住宅は、私の個人的に好きな建築物のひとつ。なつかしいような感覚に包まれます。こぢんまりはしていますが、ぜひ訪れてほしいところの1つです。

お薦め度指数

昭和初期の和風住宅を味わう、小説好きなら 85点

交通アクセス・入場料・定休日など

アクセス
六甲ライナー魚崎2分 阪神魚崎6分 JR住吉12分
入場料
無料
定休日
月〜金休み 土・日のみ開館
所在地
東灘区住吉東町
HP
http://dna-office.com/isyouan/
備考
内容が変更等の場合もあります。詳細は訪問前にご確認ください。

アクセスマップ(マップ右上をクリックでフルスクリーン)

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